岩と雪の殿堂へ 後編

山登り
09 /17 2017
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昨夜は風が凄かった。
でもソラを見れば満点の星空。
天然のプラネタリュームだ。
電気の無いころの昔の人はこの美しい星空を
普通に見れていたのだろう。
文明の利器で便利のものを得れば、それと同じくらいかそれ以上に失っているものが
あるということか。
美しすぎる星空がこんなノスタルジックな言い回しを言わせるのかw
私は大概こういうテン泊でまともに熟睡できない。
でもまあしらないうちにちょいちょい寝れているのだろう。
で、3時頃に目が覚めた。
テントから顔を出せば、あちこちのテントが明かりが付いている。
もう起きることにして、珈琲を頂く。
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朝食はクルミパン2個と6Pチーズ2個、コンビニマカロニサラダ1パック
サラミ1本のコンチネンタルスタイル(?)
でもうまいな。

Tも膝が回復したようで、また剱登るということで5時前に
行動開始。
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陽が昇ってきた。
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まずは前剱目指して登ります。
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鎖も出てきました。
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6時45分前剱着。
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雲海が綺麗だ
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霜柱が・・寒いはずだ。
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岩壁をトラバースする。
丁度この辺りを通過中に突如携帯が鳴り響く!
Jアラートだ!
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まさに逃げ場なし(笑)

Tがミサイル通過するかもしれませんねと言う。
そんなわけ無いやろと返しつつもしばらく空を見上げる。
当然ミサイルは見えなかったが・・
ヘルメットがまさかのミサイル対策になるとは・・(笑)

気をとり直し剱目指して進みます。
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この辺りの下りで体がズルッと滑って左肩を痛めてしまった。
肩を上げる角度によっては結構激痛が出て
この先どうしようかと思ったが、腕の上げ方を上手くやればなんとか
行けそうなので、このまま慎重に進むことに・・

ハードな登りが増えてきた。
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有名な「カニのたてばい」来ました。
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やや渋滞気味です。
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垂直ですね。
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無事通過して早月尾根ルートとの合流地点。
もう少しだ。
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8時半ごろ、無事山頂へ到着。
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山頂の祠は大人気。
写真が順番待ちだ。
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人気が無い三角点。
こちらのほうが感慨深いものがあるのだが・・
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Tは2日連続登頂乙
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人が多くてのんびりも出来ないので
出発します。
早速来ました「カニのよこばい」
こっちの方がスリルあるそうな・・

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なかなかの高度感。
でも当の本人は足場を探して進むのに必死で
周りを見ている余裕なし。
でも絶妙の場所に足場やボルトが打ち込んであるので
慎重にたどればそんなに怖くは無い感じ。
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でも客観的に見ればなかなかのスリル感。
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下ります。。
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前剱からの下りが急な斜度で岩がごろごろととても歩きにくく
苦労した。
今回の剱行きでこの部分が一番嫌だったな。

12時過ぎに無事テン場に到着。
面白かったけど疲れた~
室堂の最終のバスの時間は17時、
あまり時間も無いので、テントを片づけ、昼飯代わりにおつまみチキンをかじりつつ
13時過ぎにテン場を出発。
途中何度も振り返り剱を見る。
ホントにいい山だった。
テン場も最高だった。
また来たいものだ。
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剱御前小屋からは綺麗な雲海の景色が
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再度コースタイムを確認するとホントに余裕のない事が
判明。
私は翌日も休みを取っているが、Tは勤務のため乗り遅れはNG。
なので、とりあえずTには先行で進んでもらうことに。
こちらは相変わらずの重い荷物と疲労でペースが全く上がらない。

雷鳥沢キャンプ場手前で再度タイム確認。

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現在最終バス時間残り90分、コースタイムもほぼ同じ。。
今のペースだとコースタイム以下かもしれない。
これはバスに乗れないかもと思う。
半ばあきらめ気分になり、室堂近くのヒュッテでも泊まるかと
思いつつ歩いていると、なぜかTが待っていた。

「はよいかんと間に合わんぞ、俺は適当にするし」といえば
「まだいけますわ、ザック交換してペース上げましょう」と
なかなか男前なことを言ってくれる。
ということで、Tとザックを交換、そして出発。
Tは「重いですわ~」と言いつつグイグイ坂を登っていく。
Tの鬼引きに離れつつもなんとかこちらも歩いていく。
途中、人だかりができていたので何かと見ると雷鳥が2羽
葉っぱを啄ばんていた。
とてもかわいかった。
でもゆっくり見ているわけにもいかないので先を急ぐ。
その甲斐あってか40分前の16時20分後に
無事バスターミナルに到着しました。
ふう~疲れた。

途中から丁度私と同じくらいのペースで歩いていたテン泊装備の人が居たのですが
雷鳥沢キャンプ場でこちらがペースを上げて離れたので
無事バスに間に合うか気になっていたのですが
その方も20分遅れぐらいでバスターミナルに来られました。
ということは20分ぐらいTの鬼引きで短縮したということですねww

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この水が旨かった。
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無事バスにも乗車することができ、
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この後は立山IC近くのアルプスの湯という安くていい温泉で汗を流し
(ここでテン場でとなりでテント張っておられたおじさんに会ってビックリ!)
日付が変わる頃に無事帰宅できました。

堂々たる剱の山容にすっかり魅了されました。
緑も多く、北アルプスのメジャーなところに比べて玄人が多い印象で
静かな山行きが楽しめました。
(すれ違う人の多くがテン泊装備+ヘルメット持参という感じでした)
また来たいですね。
でも次、このルートで来るなら2泊だな(笑)

コメント

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No title

行ってみたいですなー!

No title

>PEANA2さん
私の少ないながらの山行きの中ではナンバーワンの山系でした。
また行きたいです。

お疲れ様でした。非常に充実した登山でした。やっぱ剱岳は面白いですねー。天然のアスレチックですね(笑)
また、山で遊びましょう!

剱でしたか

天気良くって星空見えて、うらやましい
行きたいところがあり過ぎて、剱はいつになることやら
今は、紅葉登山の行先悩んでます。。。

No title

>Tさん
お疲れ様でした。
帰路のフォロー、ありがとう。
天気最高、山最高、言う事無しでした。
また日が合えばどっかいきましょか。

No title

>ゆずぶろさん
魅力的な山が色々あって悩みますよね。
私的には重いテン泊装備の荷物を担いで
ゆっくりゆっくり登っていくことに
楽しさを感じつつあるドMな今日この頃です(笑)

これからも沢山の山を歩くと思いますが、多分ここは一生登らないだろうなと。
高所はやっぱり苦手です。
いい山旅でしたね🎵

No title

>木柄屋さん
私も高いところ得意では無いですが
チェーンや足場もしっかりしてますし
何より下を見る余裕も無いので
恐怖を感じる暇も無かったです。
ややきつめの大人のアスレチックという感じでしょうか(笑)
是非宜しければ・・・

タケヘイ

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